【アルバイトなのに面接は厳しい!?】ディズニーキャストになるまでの流れ(面接)

東京ディズニーランド/東京ディズニーシーを支えている人と言えば、なんといってもキャストさんです。社員がいなくとも、キャストだけでもパークを運営できてしまうとまで言われるほど、高いスキルを持った方々が働いています。いつも笑顔で私たちゲストに接してくれる姿を見て、キャストとして働くことにあこがれた方もいるのではないでしょうか。

でも、キャストになるための面接って難しそう…。そんな方のために、本記事では第一弾に続き、キャスト面接について紹介します。(本記事の内容は変更になる可能性があります。面接前にキャスティングセンターからの案内を必ず確認してください。)

第一弾(申し込み~面接)、第三弾(採用~入社式)は、以下の記事をご覧下さい。

【キャストになるのは難しい?】ディズニーキャストになるまでの流れ(情報登録~アルバイト面接申込み)
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【バイトなのに「入社式」?】ディズニーキャスト採用後の流れ(入社)
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①面接当日の準備

いよいよ面接当日です。面接時間に遅れないよう会場に向かいましょう。会場までの交通費は自己負担となります。また、持ち物は特にありません。履歴書や筆記用具なども会場で用意されているので、持っていく必要はありません。

服装も特に規定はありません。キャスティングセンターのホームページ上では、「普通の服装でお越しください」との記載がありますので、スーツなど堅苦しい服装で行く必要はありません。ただし、そうはいっても、面接官に自分を見てもらう「面接」なので、サンダルや穴あきジーパン、派手な飾りのついたフリフリスカートなどは控えましょう。

 

ディズニーキャストには、ディズニールックと呼ばれる身だしなみの規定があります。髪の長さや色、メイクの濃さや爪の長さまで細かく規定があります。これらの規定については、面接前には特に説明はされないので、面接会でこれらの規定をクリアしている必要はありません。ただし、あまり派手な身だしなみは避けましょう。また、清潔感を出すために、ぼさぼさの髪や不精髭、長い爪などは、面接会前に整えておきましょう。

 

②面接会場での流れ

面接会場では、簡単な履歴書を記入します。あまり堅苦しいものではありませんので、事前に準備する必要は無いかと思います。

ただし、自分の希望する職種や勤務日時、勤務開始可能日などといった勤務形態に関する希望については詳しく聞かれますので、事前に考えておきましょう。自宅から舞浜駅までの通勤時間や始発・終電時間等なども考慮し、調べておきましょう。

また、肌が弱いので長時間の屋外勤務NG、腰が悪いので重量物運搬作業NG、絶叫系アトラクションへの乗車NG、などといった、働く上で希望することがあれば、履歴書に記入するか面接官に直接伝えましょう。

 

履歴書を書くほかに、写真撮影と身体サイズ測定も行います。身体サイズ測定は、コスチュームサイズの適合可否を考えるのに使われるようです。

 

③面接官との面接スタート

しばらく待った後、いよいよ面接スタートです。

名前を呼ばれ、面接場所まで移動します。席につくと、まず面接官と簡単な自己紹介や雑談をした後に、履歴書の内容をもとに面接が始まります。履歴書の内容について、面接官が質問をしていきます。堅苦しい雰囲気ではなく、終始なごやかに面接は進んでいきます。特に、先ほど記入した勤務可能日時(勤務形態)や希望職種については細かく聞かれますので、希望があれば面接官にその理由と合わせてしっかりと説明しておきましょう。

例えば、希望職種を1つだけに絞るなど、希望条件を狭めれば狭めるほど、採用される可能性は低くなります。ただし、どうしても妥協したくない条件・妥協できない条件であれば、それを貫きましょう。希望職種を特に限定せず、「接客職種すべて」などとすることもできますが、接客職種の中のどの職種に採用されるのかは全く分かりません。採用の可能性は高まりますが、自分のやりたい職種がある方には、あまりお勧めできません。

 

面接の最後に、今後の流れについて説明があります。
「登録期間」と呼ばれる期間中、キャスティングセンターが紹介できる仕事があるか探してくれます。紹介できる仕事があった場合には、キャスティングセンターから電話で連絡があります。

逆に、もし紹介できる仕事がなかった場合には、特に連絡はなく登録期間終了となります。この場合、もし引き続き紹介できる仕事を探してほしい場合には、改めて面接を受けなおす必要があります。

 

電話がいつ来るかやきもきしますが、希望する勤務形態や職種等の条件さえ合えば、数日から1週間の速さで連絡が来る場合もあるようです。一方で、条件が合わない場合には、登録期間一杯かかる場合もあるようです。

数ヶ月たっても電話が来ない場合には、勤務形態や職種などの条件を変更し、より広い条件で仕事を探してもらうことも検討してみてはいかがでしょうか。希望条件の変更は、キャスティングセンターに連絡すればOKです。

 

面接ということもあり、面接官は希望条件以外の人柄も見ているはずです。接客職種であれば、ゲストと円滑なコミニケーションが取れるか、自然な笑顔が出せるか、ゲストに気持ちよく過ごしてもらえるようなホスピタリティーがあるか、といった、その人の素質も確認していると思われます。

さらに、ジャングルクルーズやカヌー探検、ゴンドラなどといったアトラクションのキャストになるには、元気さや体力も必要になります。ここが足りない場合には、希望条件をいくら変更してもなかなか採用してもらうのは難しいと思われます。

 

 

本記事では、キャストになるために受ける面接の流れを中心に紹介しました。次回の記事では、キャストに採用された後の流れについてご紹介します。

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