東京ディズニーリゾートの周辺には、4つのディズニーホテルと、6つのディズニーオフィシャルホテルがあります。
今回はその中から、ヒルトン東京ベイにスポットライトを当てて、実際に筆者が宿泊した際の体験を踏まえて、様々な観点から紹介します！（各項目の星の数は、筆者の主観による満足度を示しています。）
東京ディズニーランド・シーに遊びに行く際、宿泊場所に困ったら是非ご覧下さい。（記事作成時の情報をもとにしています。最新の情報はヒルトン東京ベイの公式ホームページにてご確認下さい。）
他のオフィシャルホテルとの比較はこちらから。
価格：★★★☆☆
ヒルトン東京ベイは、シーズンにもよりますがディズニーオフィシャルホテルの中で平均的な価格設定がなされていることの多いホテルです。標準的な部屋で、閑散期の平日では1万円前後から、混雑期の土日では2万円前後となります（いずれも大人2名時/1泊の1名当たりの価格の目安）。友達同士やファミリーでの利用から、大切な人と2人きりでの利用まで、幅広い用途での宿泊をおススメできるホテルです。時期によっては割引セールも実施していますので、上手く利用すれば宿泊費を抑えることが可能です。
客室：★★★☆☆
セレブリオ、ハッピーマジックルーム、ヒルトンルームの大きく分けて3種類あります。
セレブリオは、白を基調としたシンプルな内装が特徴的な客室で、落ち着いてくつろぐことができます。部屋に設置されているコクーンソファで足を伸ばしてゆったりでき、また冷蔵庫内の飲み物は無料で飲めるなどのサービスもあります。
ハッピーマジックルームは、魔法の森をイメージしたイラストや装飾が施されているほか、実際に魔法の森を体験できるような楽しい仕掛けがいくつもあり、ファミリーでの利用に最適な部屋となっています。
ヒルトンルームは、ビジネス・レジャーの両方の利用が可能な部屋で、障子や襖などの和の要素を取り入れた部屋となっています。
筆者は以前、セレブリオに宿泊したことがありますが、一見すると内装がシンプルでビジネスホテルのような印象も受けましたが、ソファーやイス、クッションなどが曲線形のデザインで統一されていて、おしゃれな感じを醸し出す部屋でした。冷蔵庫の飲み物が無料で飲めるのも嬉しいサービスでした。
施設：★★★★★
パークのお土産を購入可能なショップやレストランに加えて、様々な施設があるのが、ヒルトン東京ベイの特徴です。アートギャラリー、コンビニ、アクセサリーショップ、フラワーショップ、結婚式の着付けやヘアメイクの店舗、フォトスタジオ、さらにはクリニックまでもが入っています。
また、宿泊者は無料で利用できる室内プールとジムに加えて、浴場やエステ、ガーデンプール（夏季のみ営業）もあります。
さらに、1階にはテイクアウト可能なカフェやデリがあり、ホテルメイドのエスプレッソや軽食を購入することができます。カフェは22時まで、デリは23時まで営業しているので、パークから戻った後でも利用することができます。
サービス：★★★☆☆
接客サービスは他のホテルと比べて遜色ありません。荷物の預かりや宅急便の発送などといった基本的な内容に加えて、ホテル内でのチケット購入や入園制限時の入園保証など、ディズニーオフィシャルホテルの特典サービスももちろん受けられます。
その他、セレブリオでは無料Wi-Fiが使用可能です（他の部屋では、有料となる場合があります）。
朝食：★★☆☆☆
朝食は、ホテル1階のレストラン「フォレストガーデン」で食べることができます。和洋中のブッフェ形式の朝食となります。朝食はこの1Fのレストランのみのため、開店時間の6時半から8時頃までは、朝食を食べてからパークに向かう人が多く、特に混雑する可能性があります。時間に余裕を持ってレストランに向かうことをおススメします。
気になる食事の内容はというと、メニューの種類が豊富で、朝からどれを食べようかワクワクしてしまう一方、特段美味しいメニューがあるわけではなかったので、トータルの満足度としてはそれほど高くありませんでした。
交通：★★★☆☆
パークからヒルトン東京ベイへ行くには、まずディズニーリゾートラインでベイサイドステーションまで行く必要があります。ホテルはベイサイドステーションの近くにあるため、徒歩で移動することも可能です。しかし、大きな荷物を持っている場合には、ホテルまでの無料シャトルバスも運行されているので、こちらを利用することもおススメします。
ホテルと舞浜駅間も無料のシャトルバスが運行されています。
総合：★★★☆☆
オフィシャルの中では平均的な宿泊料金であり、友達同士やファミリーでの利用から、大切な人と2人きりでの利用まで、幅広く利用できるのが特徴的です。また、ホテルの施設が充実しているため、ホテルでの滞在を思い切り満喫することができる点で、おススメのホテルといえます。