【意外な工夫】東京ディズニーランド/シーの値札に隠された秘密とは?

パークを訪れた際の楽しみの1つが、ショッピングです。様々なジャンルにわたって数多くの種類のグッズがあるため、どれを買おうか思わず迷ってしまいます。グッズを購入する際に必ず確認する「値札(プライスタグ)」。その値札にも、ディズニーならではの秘密が隠されているのはご存知でしょうか。

今回は、その値札の秘密についてご紹介します。

①値札の種類は大きく2種類

東京ディズニーランド/東京ディズニーシーの商品に貼られている値札には、大きく2種類あります。

1つ目は、シールタイプの値札です。このシールタイプの値札は商品に直接貼る必要があるため、袋で包装されているグッズやお菓子などといった、外装表面がなめらかな商品に使用されています。

2つ目は、タグタイプの値札です。プラスチック製の紐で商品と値札をつなぎ合わせるタイプです。このタイプは、ぬいぐるみや洋服、バックなど商品表面がなめらかではなく、シールを貼ることができない場合に用いられます。

②シールタイプの値札の秘密

パークで見かける値札の主流となっている、このシールタイプの値札。よく観察してみると、ゲストの視点に立った細やかな配慮がなされています。

お菓子などの食品のお土産の場合、値札のシールには賞味期限も一緒に記載されています。お土産として他の人にプレゼントする場合、値段が付いたまま渡したくはありません。そのため、賞味期限と値段の間には切り取り線が入っており、値段の記載された部分だけを切り取ることができるように工夫されています。

また、シールそのものも剥がしやすいよう工夫されています。シールを剥がそうとして、切れてしまったり剥がし残りができてしまったりした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。そこで、東京ディズニーランド/東京ディズニーシーのシールタイプの値札は、剥がしやすいものを使用しており、剥がす際にストレスを感じることがほとんどありません。

③タグタイプの値札の秘密

主にぬいぐるみや衣料品に使用されているタグタイプの値札。シールタイプの値札とは違って手で外せないのが難点といえます。

しかし、商品を購入する際にレジにいるキャストさんに一声かければ、タグをハサミで切ってもらえます。特に洋服やぬいぐるみなど、購入後すぐに使用する場合には、是非キャストさんに一声かけてタグを外してもらいましょう。(最近では、キャストさんの方から「すぐにご使用されますか?」「値札をお取りしましょうか?」と聞いてもらえることが多くなりました。)

タグの紐部分も、切り取りやすいように少し余裕を持って長めに作られているようです。こうすることで、タグを切る際に誤って商品も切ってしまった、ということがないようにしていると考えられます。また、紐の色も透明(白)と黒の大きく2種類があり、白形のぬいぐるみには黒い紐でタグをつけて、紐が見つかりやすいように工夫されています。

 

お土産は、家に帰ってもその日パークに訪れた余韻に浸ることができるものです。だからこそ、お土産でゲストにストレスが生じないよう、値札1つをとっても様々な工夫がされています。次回パークを訪れた際には、是非東京ディズニーランド/シーの値札へのこだわりにも注目してみてください。

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