香りも演出!東京ディズニーランド/シーにおける香りとは?

ゲストの満足度を高めるために、徹底してパークの演出にこだわる東京ディズニーランド/シー。その中で、今回は様々な香りの演出に着目してみたいと思います。

 

香りの演出があるアトラクション

一部のアトラクションでは、香りによる演出を行うことで、ゲストがよりリアルにその世界観を体験できるような趣向が凝らしてあります。

 

東京ディズニーランド/プーさんのハニーハント

最後にプーさんがハチミツの木に埋もれるシーンでは、ハチミツの香りが漂っています。

本物のハチミツではなく、人工的に作り出されたものですが、ゲストもプーさんと一緒になってハチミツの木の中に入り込んだかのような体験が出来るように工夫されています。

 

東京ディズニーランド/ミッキーのフィルハーマジック

3Dシアタータイプのこのアトラクションでは、各座席の前に水や香りの噴射装置があります。これが映像と連動することで、ゲストは水をかけられたり、食事会のシーンでは美味しそうな食べ物の香りを楽しむことができます。

この他にも、シアターの天井からは映像に合わせて風が吹く演出もあり、視覚、嗅覚、触覚、聴覚と、人間の五感をほぼ網羅するような演出により、別世界に入り込んだような非日常的な体験をすることができます。

 

東京ディズニーシー/シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ

ボートに乗ってシンドバッドの世界を巡るこのアトラクション。途中、サルたちによって支配されているエリアをボートが通過します。サルたちの大好物であるバナナが山積みになっているのですが、その周りではバナナの香りが漂っています。

これも人工的に作り出されたもので(人によっては、「こんなのバナナの匂いじゃない!」という方もいるかもしれませんが)、これもゲストを別世界へといざなう演出の一部なのです。

 

 

パーク散策中の匂いの演出

アトラクションのみならず、パークを散策しているときにも、ゲストに対して香りによる演出をしています。

 

例えば、プーさんのハニーハントに近づくと、どこからともなくハチミツの香りがしてきます。

これは先ほどのアトラクション内の香りが漏れ出してきたのではありません。アトラクション前にあるハチミツ味のポップコーン販売ワゴンからの香りです。あえてアトラクションの近くで販売することで、アトラクションに入る前から、ゲストの気持ちを高め、より深くアトラクションの世界観に入り込んでもらうよう工夫されていると考えられます。

 

また、テリヤキチキンレッグ(骨付き肉)は、東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにあるお店、スキッパーズ・ギャレーで販売されています。このテリヤキチキンレッグの香りが付近に漂い、アメリカ西部開拓時代という時代設定に合わせた香りを演出しています。

 

 

以上のように、パークでは様々な香りを駆使して、ゲストに物語の世界により深く入り込んでもらえるように工夫されています。次にパークを訪れた際には、嗅覚を使って様々な香りを感じてみて下さい。

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