2019年7月23日(火)から、東京ディズニーシーのロストリバーデルタにあるハンガーステージにて、新しいエンターテイメントプログラム「ソング・オブ・ミラージュ」がスタートします。
2016年からハンガーステージで上演されていた「アウト・オブ・シャドウランド」では、ディズニーキャラクターの出演はありませんでしたが、新しくスタートする「ソング・オブ・ミラージュ」では、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィーが登場するほか、臨場感あふれるプロジェクションマッピングを用いた演出など、これまで以上に大人も子どもも楽しめるショーになります。
ディズニーキャラクターが登場するということもあり、ショーの人気が高くなることが予想されます。そのため、以前のショー「アウト・オブ・シャドウランド」と同様、抽選制が導入されると思われます。
パークの他のショーでも座席抽選制が導入されていますが、この抽選、毎回当たらないという経験をされている方は多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では「ソング・オブ・ミラージュ」の当選確率はどれくらいか、おおよその確率を計算してみました。
(*記事執筆時点での情報と、「アウト・オブ・シャドウランド」の抽選情報を参考に計算しています。ショー公演回数などが変更になり、計算結果も変更になる可能性があります)
①ショーの内容
「ソング・オブ・ミラージュ」では、歌とダンスが盛り込まれたオリジナルストーリーが展開されます。ミッキーマウスとその仲間たちが、かつて多くの冒険家の間で話題となった幻の都市「リオ・ドラード」を目指し、時空を超えた大冒険を繰り広げます。
「ソング」は歌、「ミラージュ」とは蜃気楼・幻想という意味を持ちます。「ソング・オブ・ミラージュ」を直訳すると、「幻想の歌」。幻の都「リオ・ドラード」を目指すキャラクターたちの冒険が、素敵な音楽によって表現されることでしょう。
<ストーリー>
ロストリバーデルタにある古びた飛行機の格納庫から冒険は始まります。パイロット姿のグーフィーがくつろいでいると、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダックがやってきます。ドナルドダックが拾った不思議な杖に導かれ、ミッキーマウスとゲストは、時空を超えた心躍る旅へと出発します。
幻の都「リオ・ドラード」にたどり着くためには、夢が叶うことを強く信じる力が必要です。ミッキーマウスたちが不思議な杖に力をこめると、様々な景色の心躍る世界でリズムとともに素敵な出会いが訪れます。
そして、願いの力がついに最高潮に達すると、目の前に「リオ・ドラード」の荘厳な大地が現れます。
②ショー当選確率は「約20%」
「ソング・オブ・ミラージュ」のショー当選確率を計算してみました。
まず、ソング・オブ・ミラージュの会場であるハンガーステージの座席数は、およそ1140席です。
ショーの公演回数を、平日は5回公演、土日は6回公演とすると、このうち公演1回目は抽選の対象外として、
平日:1140席×4回公演(抽選対象公演)=4560席
土日:1140席×5回公演(抽選対象公演)=5700席
このうち、およそ10%がバケーションパッケージ専用の予約席と仮定すると、抽選の対象となる席数は、
平日:4560席×90% =4104席
休日:5700席×90% =5130席
東京ディズニーシーへの入園者数を平日で3万人、土日で5万人と仮定します。
入園者の60%が、ショーの鑑賞を希望して抽選をすると仮定すると、抽選に参加するゲストの人数は、
平日:30,000人×60%=18,000人
休日:50,000人×60%=30,000人
以上より計算される、ソング・オブ・ミラージュの抽選の当選確率(推定値)は、
平日:4104席÷18,000人=0.228=22.8%
休日:5130席÷30,000人=0.171=17.1%
つまり、平日・土日ともに当選確率は2割程度となり、抽選したゲストのうち5人に1人しか当選しないことになります。
あくまで推定値ですが、当選にはかなりの倍率を乗り越える必要があります。