【東京ディズニーシー】トイストーリーマニア 人気の秘密とは?

東京ディズニーシーで人気のアトラクションといえば、アメリカンウォーターフロントにあるトイストーリーマニアです。トイストーリーマニアは2012年にオープンした、3D映像を使用したシューティングタイプのライドアトラクションです。3Dメガネをかけて乗り物に乗り、3Dの映像で的当てゲームを体験することができます。

このアトラクション、オープン当初は8時間待ちを記録した超人気アトラクションで、オープンから4年以上経過しても、その人気は健在です。ではなぜ、トイストーリーマニアはこれほどの人気を確立したのでしょうか。本記事では、その理由についてご紹介します。

①数少ない子ども向け大型アトラクション

東京ディズニーシーにあるアトラクションは、絶叫系やディズニーキャラクターが登場しないような、いわゆる大人向けのアトラクションが多いです。これは、東京ディズニーシーが東京ディズニーランドと差別化を図り、大人向けのテーマパークをコンセプトとして設計されたという経緯があるからです。

しかし、近年はファミリー層の取り込みを狙ってか、子ども向けアトラクションが複数増設されています。東京ディズニーシー開園以降に新規オープンしたアトラクションは、

・レイジングスピリッツ(2005年)

・タワーオブテラー(2006年)

・タートルトーク(2009年)

・ジャスミンのフライングカーペット(2011年)

・トイストーリーマニア(2012年)

・ニモ&フレンズ・シーライダー(2017年)

・ソアリン(2019年)

の計7つです。(新規のアトラクションのみ。新規のショーやグリーティング、アトラクションのリニューアルは含んでいません。)このうち、2009年のタートルトーク以降にオープンした新規アトラクションは、ディズニーキャラクターが登場したり、絶叫系アトラクションではない、いわゆる子ども向けアトラクションです。

これらの子ども向けアトラクションの中で、トイストーリーマニアは大型かつ本格的なアトラクションであり、子どもや絶叫系が苦手な人の受け皿になっているため、多くのゲストが利用していると考えられます。

②自分が主役!体験型アトラクション

トイストーリーマニアの一番の醍醐味は、自分が主役となって体験できること。ゲストは自ら的を狙い、的に命中すると自分の点数としてモニタに表示されます。自分の行動の結果が、点数として可視化されるのです。高得点をとりたいという競争心や◯点以上とりたいといった強い目的意識を持つこともでき、アトラクションに乗る意味を持ちやすいのです。

また、受動的ではなく能動的に自ら行動できるという点で、ゲストの「自分でやってみたい」という欲求を満たすことができるアトラクションでもあります。さらに、アトラクションに乗るだけ/映像を見るだけ、ではなく、さらに体験できるという付加価値を付けたため、他のアトラクションと差別化され、人気が集まっていると考えられます。

同じ体験型のアトラクションとしては、東京ディズニーランドにある「バズライトイヤーのアストロブラスター」があります。2004年のオープンから現在に至るまで、人気のアトラクションとして健在です。

③繰り返し乗りたくなる!

トイストーリーマニアは、上記で述べたように自分が主役になれる体験型アトラクションです。アトラクションに乗るたびに毎回違う結果が出るため、繰り返し乗っても飽きにくく、さらなる高得点を目指して繰り返し乗る意味も出てくるわけです。また、アトラクションの最後では、自分の得点に加えて月間の最高得点も表示され、ゲストの競争心をあおる仕掛けになっています。

これらの理由から、ゲストが繰り返し乗りたいと思い、人気が持続していると考えられます。

 

以上のような理由から、トイストーリーマニアは今なお東京ディズニーリゾートにおける人気アトラクションの地位を確立し続けていると考えられます。今後も当面の間はトイストーリーマニアの人気は衰えることないと予想されるため、少しでも効率よく乗車できるよう、前もって計画を立てておくことをお勧めします。

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